足立製作所が“空間効率”に辿りついた理由
足立製作所は、総合通販・卸・OEMなど幅広いクライアントとともに、多くの生活者の声を直接受け取ってきました。創業から積み重ねてきたその経験の中で、一貫して浮かび上がってきたのが、
「高さが合わない」「奥行が深くて使いづらい」「置くと部屋が狭く見える」
といった、毎日の“小さなストレス”でした。
さらにヒアリングを重ねるほど、
- 片付けが面倒で玄関が散らかる
- 動線が悪くて無駄な動きを余儀なくされる
など、“寸法”だけでなく“導線”や“視覚の圧迫感”も、暮らしの不快感につながっていることが見えてきました。
こうした無数の不満を丁寧に紐づけた結果、
足立製作所は
「空間効率=寸法 × 導線 × 視覚」
という独自の設計軸にたどり着きます。
ここからは、その考え方を象徴するプロダクトを通して、
足立製作所が大切にしている“空間効率の思想”をご紹介します。
空間効率は“寸法の科学”から始まる
「狭い場所でも使いやすく」「家電が並ぶと気持ちいい」。
そんな日常の快適さは、実は“数ミリ単位の寸法”から生まれます。
UD30BK(トースターラック)と UD21BK(家電下スライドテーブル)は、
バルミューダ家電と高さが揃うように緻密に設計されています。
高さが揃うと、見た目の美しさが増すだけでなく、
作業導線がスムーズになり、キッチンという狭い空間でも自由度が大きく変わります。
奥行36.5cmという最小限のスペースで機能性を確保しつつ、
前方荷重にも耐える構造。
“必要な寸法だけを残す”という空間効率の思想がここに凝縮されています。
導線を整えるデザイン
玄関は、家の印象を決める場所であり、もっとも散らかりやすい場所でもあります。
しかし rootis は、あえてその逆を選びました。
UD07,08(Stack Rack シューズラック)は、
“靴をしまうのが面倒”という日常のストレスから生まれました。
土台は31.5×18cmと極めてコンパクト。
靴をサッと置くだけで片付けが成立する導線設計です。
小さな動作で片付くから、
- 忙しい朝でも散らからない
- 急な来客でも慌てない
- 子どもの片付け習慣にもつながる
という“暮らしの安心感”を生み出します。
視覚的省スペースという新しい効率
同じ玄関でも、“目に入る情報量”が少ないと広く見えます。
そこで重要なのが「視覚的省スペース」という視点です。
bokula Acrylic アンブレラハンガーは、
透明なアクリル支柱と線材構造により、
傘を掛けていても空間に圧迫感を与えません。
玄関のように人が必ず通る狭いスペースでは、
透明感や抜け感がそのまま“広さ”の体感につながります。
“見せない収納”ではなく、“邪魔にならない佇まい”。
これもまた空間効率を支える大切な要素です。
空間効率がもたらす、暮らしの自由度
寸法・導線・視覚。
木製パーツ、アクリルといった新しい素材にも挑戦しています。
(実は今後、さらに別のマテリアルの新作も控えていたりします…ここだけの話。)
- 自然に片付けられる
- 狭い場所でも気持ちよく動ける
- モノが整うと、心まで整う
足立製作所の空間効率デザインは、
そんな小さな快適さの積み重ねを大切にし、
日々の暮らしを豊かにしていくための思想です。
狭い空間でも、工夫次第で快適になる。
その価値を、これからも丁寧に届けていきます。
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